この身 阿弥陀の忠実なる下僕ならんことを

 あさ 食卓で阿弥陀如来の話を聞く

 ひる みんなが集まって阿弥陀如来の話を聞く

 ばん 夕食の席で阿弥陀如来の話を聞く

 

 毎日、毎日、阿弥陀如来の話をしてくれる人が食卓にいれば自然とお念仏の行者が育ちます。

 わたしも毎日、毎日、阿弥陀如来の話を自分自身が聞き、妻と阿弥陀如来の話をしつづけていています。

 ありがたいことに

 不思議なことに

 お浄土をいただいた生活になります

 

 そのような話を先輩にしたところ「そんなこと言ってもまた阿弥陀さんの声が聞こえないって騒ぎだすんじゃないの?」とからかうのでこのように答えました。

 「もしも、この先の人生でお金がなくて困ったり、病気になって気が狂いそうになったり、誰かと死別して苦しいことに襲われて阿弥陀さんのことを信じられなくなったら、そのこころこそ自分が作り上げた信心だから自力の信が知らされてかえって良いと思ってます。もしも、身を引き裂かれるような辛苦な出来事に遭遇してなお阿弥陀如来への信頼が変わらずよろこべるならきっとそのこころは阿弥陀さまから賜ったお心だから他力の信が得られたと喜ぼうと思ってます。くるしいこともつらいことも役に立つじゃないですか」と申し上げたところ「良い話だね」と喜んでくれました。

 

 まごころをもってよくつとめること

 少しの間違いもなくその通りにすること

 内容をごまかしたり省略したりせず阿弥陀の勅命にしたがう

 

 

 

 南無阿弥陀仏をとなえたら

 よるも昼もつねにまもられます

 あらゆるすべての悪い鬼も近寄ってきません

 

 すべての善神がことごとく念仏の人をまもってくれます

 地獄や餓鬼・畜生の罪をさばく官吏もみんながまもってくれます

 

 観音菩薩と勢至菩薩がかげのごとくに身に寄り添って離れません

 ガンジス川の砂の数ほどの菩薩が身に寄り添って離れません

 

 この身、阿弥陀如来の下僕ならん

 

 光明はあまねく十方世界を照らし

 念仏の人をおさめ取って捨てません

 

 阿弥陀如来に一切合切、身も心もすべておまかせ

 

あなたが死んだらわたしはどのように生きればよいだろうか